皆さん! すっかりお待たせしました。

IKURAさんへの密着取材を始めることになりましたよー。不定期ですが連載です。
カスタムの本場アメリカでもセンスとクオリティーの高さを認められ、歴史あるロードスターショーでは初出展でいきなりカスタムアワードを受賞してしまうほどの実力者。
FJも日本でいち早くカスタムプロジェクトを開始してFJのカスタムをリードしてきています。その発想やアイデア、アメリカの最新カスタムトレンド、そして最新のFJカスタムプロジェクトのことなど、皆さんが聞きたいことをズバズバ聞き出していきます。

さぁ、はじまりはじまりー。



X)=取材者Mr-X I)=IKURAさん

X)IKURAさん、このコーナーが不定期ですが連載になりましたのでよろしくお願いします。

I)いいねぇ、その適当な感じ。連載なのに不定期!

X)まぁそう言わず色々とIKURAさんのカスタム流儀やノウハウを教えてください。よろしくお願いします。

I)そうだね。カスタムを楽しむための失敗しない注意点とかになればいいよね。

X)さて、斬新なカスタムオーダーを次々に依頼されているIKURAさんですが、 今動いているFJのカスタムプロジェクトはあるんですか?

I)もちろん! 今はまだ詳しいことを言えないんだけど、 みんなもよ~く知ってるブランドのオフィシャルカーを2~3社から頼まれてます。 それと、これまた皆さんよ~くご存知のタレントさんからも1~2台。 これらについては徐々に許される範囲で紹介していきますからご期待くださいっ!  てことで、今は教えません。

X)えぇ~! また何か特別なカスタムをするんですか?

I)はいっ! でも教えませんっ! 教えられる状態になったら連絡するから電話番号教えておいてよ。かけないけどね・・。

X)お願いしますよ。どこよりも早く教えてください!

I)また作ってる最中とかに撮影させてあげるから、もう少し待っててよ。

X)残念ですが・・・わかりました。




X)さて、IKURAさんに是非聞いてみたいんですけどFJのカスタムで大切にしてることってなんですか?

I)そんなこと教えないよっ! 企業秘密企業秘密(笑)。
というか一言では言えないよね。とにかくアメ車のカスタムを10代の頃から初めて、今ではすっかりライフワークになっちゃったからさぁもう感覚に近い。ただこれは性格だと思うんだけど、誰もやったことないカスタムをやるっていうのが好きだね。俺が乗ってるウィンナーレッドのFJもマッド塗装にしたでしょ。あれも誰かがやる前にやりたかった。アメリカじゃ5年位前からすでにマッドペイントが出始めててね、こりゃ来るなって思ってた。今じゃランボルギーニやベントレー、ロールスなんかもやり始めて、今年の東京モーターショーでもベンツやBMWも出してたよね。皆興味津々の顔してたよ。誰もやってない、でもカッコいい。だから皆が何あれ?って思う。今まで車って光ってることが当たり前だったし、いつもピカピカしてる方がカッコ良かったからね。ところが艶が無い車、でもそれがカッコ良くって個性的で皆がいいなぁって言ってくれちゃう。だから俺も俺もってみんなやりたくなるんだよね。
それと、これはいつも言ってるけど俺のカスタムはノーマルの良さを崩さないこと。カスタムだからって何でもかんでも付けたり外したり塗ったりするのはダメだね。何の車だかわかんなくなっちゃったらカッコいいとか悪いとかじゃなくてメチャクチャな車になるだけでしょ。だからノーマルの良さをまずはしっかり見極めること。その上で、どこを変えたら更にかっこよくなるかを探すんだよ。それも小さな部分をチョットずつ変える。ノーマルがカッコ悪いなら、そんな車そもそも買わないじゃん。なのにやりすぎる人がいる。ノーマルで十分カッコいいんだからその上で、ココがこうなら・・・、ココもこうなら・・・って小さな修正箇所を見つけては少しずつ変えるの。しかも世界中で売られているアフターパーツを全部チェックするくらいの気持ちでかっこよくなるパーツを徹底的に探すこと、気に入ったものが無ければパーツも作る。それが俺のやり方。だから根気がいるし、本当に好きじゃないとできないかもしれない。でも人の真似にはならないし、結果的にカッコよくなるはず。だから焦らないってことだね。

X)なるほどー。凄くわかります。ベースのデザインを壊しちゃいけないってことですね。




I)その通り。だから少しずつでいいの。みんなどこかの芸能人やプロスポーツ選手じゃないんだから、予算に合わせて少しずつ一つ一つ慎重に吟味して変えていく。一度にあれもこれもってやる人がいるけど、イメージ通りにはいかないもんなんだよ。いくつかのパーツを買って付けてみると、・・・あれ?・・ていうことになる。

X)わかるわかる!

I)ハーレーとかのバイクのカスタムも車も家のインテリアも服や自転車だって、どんなものでもカスタムしたりコーディネイトするっていうのは難しいってこと。でも少しずつなら大きな失敗は無いじゃん。
まぁ俺に任せれば一気にカッコいいカスタムに仕上げるけどね(笑)

X)では、そのIKURA流カスタムをウィンナーレッドのFJを参考に、どこを変えたのか? 一つ一つ教えてください。そうするとみんなもわかりやすいと思うので。

I)いいよ。

次回につづく・・・。
次回は細かな部分までIKURA流カスタムを徹底的にご紹介しながら、アイデアや発想の基となるアメ車のカスタム論にまで深堀しちゃいます!