理想の部屋作り!照明の飾り方のコツとポイントについてお伝えします
理想の部屋作りの基本は家具のレイアウトや内装に加えて、照明の飾り方というものがあります。
照明は雰囲気を作るのに重要な鍵を握っているので、決して軽視することはできませんし、むしろ他の要素とのバランスを重視して飾るべきです。
飾り方のコツには明かりの色や明るさだったり、照らす位置の高さといったものがあります。
明るい色は部屋全体を明るい雰囲気にしてくれますし、明るさが加わればまるで晴天下のような開放感が得られます。
ただ、明るい色は交感神経を刺激しますし、リラックスできる雰囲気ではないので、人によっては疲れてしまいます。
そこで狙い目となるのが昼白色で、昼光色ほど青みがかっておらず、電球色寄りの温かみもある色合いなのがポイントです。
比較的自然な色ですから、明るさの選び方さえ間違えなければ、ナチュラルで過ごしやすい部屋作りをすることができるでしょう。
もう1つのポイントは照明を設置する高さで、シーリングライトは別として、ペンダントやシャンデリアのようなタイプは高さが重要になります。
高さが低いと眩しく感じてしまいますし、逆に高過ぎると床に近いところや部屋の四隅が薄暗くなってしまうので、明るさとのバランスを取ることが求められます。
紐で吊り下げるタイプは調節できるものが多いですから、調節を繰り返しながらベストな高さを見つけたいところです。
これは床に設置するタイプも同様で、フロアスタンドタイプならポールの調節、テーブルスタンドであれば設置する台の高さがポイントになります。
天井に埋め込むダウンライトや床に置くフロアライトは高さを変えることができないので、電球変更や設置位置の変更で調節することになるでしょう。
照明といえば直接と間接がありますが、間接はムードのある雰囲気を作るのに適しているタイプです。
間接光の使い方はかなりセンスが問われるので、中級者以上に向いていますが、飾り方としては照明器具を隠したり、隙間から光を通すようにするのがコツです。
反射するものの色や素材によって光に変化が加えられますから、この点も念頭に置きながら、あれこれ試行錯誤することをおすすめします。
雰囲気作りは非常に奥深くて絶対的な正解はありませんが、お気に入りの絵を飾ってみたり、小物などを置いてみると楽しめます。
絵は僅かな位置や角度の違い、小物は並べる順番などでも雰囲気が変化するので、直感に従いながら試行錯誤してみるのが良いでしょう。
照明は面で照らすだけでなく、点で演出する方法もありますから、こういった部分も部屋作りのヒントになるはずです。
クリスマスツリーに飾るようなライトや、帯状のLEDを自由自在に設置できるタイプは、自由度が高くて部屋作りの幅も広いといえます。
吊るしたり横に垂れ下がるように設置できるので、本当に楽しみ方が広がりますし、ありきたりではない自分好みの部屋を追求することができます。
こういったタイプは1つ1つの明かりはそれほど強くないですから、カーテンを閉めて部屋を暗くした時に本領を発揮します。
つまり日常使いというよりも、夜間限定の特別な明かりというイメージで活用するのが正解です。
メインのライトを消すと雰囲気が変わる、そういう演出をすることができますから、飾り方を工夫して非日常的な雰囲気を演出してみましょう。
伸ばしたり曲げて設置できる特徴を活かし、有機的に配置して飾るのが飾り方のコツとなります。
きっちり位置や間隔を合わせて設置してしまうと、折角の面白みが半減してしまうので、あまり神経質に飾る必要はないです。
工夫をするなら、大きめのガラス容器に入れて光を閉じ込めるような感じにしたり、植物に見立てて床から上に向かって伸びているように見せるアイデアが活かせます。