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今さら聞けない!ヴィンテージインテリアについて詳しく紹介します

室内のインテリアを作り出すにはヴィンテージインテリアというコンセプトも人気があり、室内全体を整えることで違和感を感じないおしゃれな室内へと変えることができます。

ヴィンテージインテリアは単に古くて劣化が目立つというだけではなく、本来の意味合いは年代物で価値ある家具や室内インテリアを総合的にまとめることが前提にあり、木製品であれば色は暗めで木目が目立つようにしている素材、アイアンを使った家具、ユーズド感のあるレザーを用いた家具や小物雑貨なども含まれます。

色は濃いブラウンだけではなく、アイアンであればブラック、ソファーや椅子はダーク系の色を使うことで上手くヴィンテージ感を出すことができます。

照明器具などは現在ではLED電球を使う方法にはなりますが、傘の部分をアンティーク調のデザインの商品を取り付けるだけでも十分な効果を発揮させられます。

ヴィンテージインテリアは家具と雑貨品、照明器具だけではなく、建具や床材、壁と天井もトータルに考えることが必要とされるので、最初にコンセプトを明確にしておくことも大切です。

例えば床材の場合、新しいフローリング材は不向きになり、元々がヴィンテージウッドを採用したフローリングを使う方法や、無垢材の中でも少しの荒々しさが出ている資材を使って、色の濃いブラウン系のステイン剤を塗るだけでも十分な雰囲気作りに役立ちます。

壁面に対しては普通のビニールクロスでも意外と馴染ませることができますが、ヴィンテージインテリアを徹底するにはランダムなまだら模様のクロスを使う他、コンクリート風のクロスを使う方法、木目調のクロスを使うなど選択肢は豊富にあります。

建具の場合は窓ガラスとサッシ、ドアやクローゼットの扉などが該当し、サッシは木製を採用する方法も定番化されています。

ドアやクローゼットの場合は床材同様にユーズド感のある木材を使う方法と、既存の建具に手を加えるならばダーク系の塗料を購入して敢えてムラが出来るように刷毛塗りをする方法もあります。

全体的に明る過ぎず、暗過ぎることを前提にすることが良い見本になり、ヴィンテージ家具を揃えてみた際に暗過ぎると感じた際には、クロスの色で調整することは最善策ではないでしょうか。

インターネット上にはECサイトを通じてヴィンテージ家具、クロスや床材も購入できるので、入手する方法で困ってしまうことはありませんが、綺麗になり過ぎや整い過ぎと感じる家具や住宅資材であれば自主的にエイジング塗装を行う方法で対処することができます。

エイジング塗装は複数の塗料を塗り分ける方法になり、敢えて雑さを出したり錆が出ている雰囲気にしたりと希望するコンセプトに合わせることができるので、手作り感を出すことによりより一層レベルの高いヴィンテージインテリアを完成させられます。

ヴィンテージは最新の素材を使わないことが大前提になるので、例えば木製でユーズド感のあるキャビネットを購入した場合、取っ手の部分が綺麗な陶器製やステンレス素材を使っているのであれば、こだわりを持ってブラックのアイアン製の取っ手に交換をするなど工夫を凝らすことでコンセプトに合わせることができます。

後は部屋全体のバランスを考慮する方法もあり、ダークブラウンで統一をするだけではなく、ダークグリーンやダークブルーなどアクセントになる家具を購入する手段もあります。

色の問題はあまりに数多くの色を使ってしまうと、せっかくのイメージを台無しにしてしまうので、商品を購入する前には室内環境を十分に確認してシミュレーションをしてみることも失敗を避けるコツになります。

ネット上にはヴィンテージインテリアを紹介しているサイトがいくつもあるので、参考にする手段としては非常に役立つのではないでしょうか。